未来の建築家を発掘・一流建築家が審査員! 建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテスト

受賞作品

2022 課題テーマ
「母屋と離れ」

○受賞者アンケート

グランプリに参加しようと思ったきっかけ、理由

プランニングで苦労した点 

プランニングでうまくいった点

④受賞の感想

オンライン、会場との同時開催にあたって、感じたこと、感想など

⑥グランプリ全体の感想(グランプリに参加してよかったことなど)

⑦あなたにとって設計グランプリとは?

 

相羽建設株式会社賞

「ー社会に接続する離れー」

名城大学大学院  中村海人
名城大学     市原大輝

○受賞者アンケート

去年も出展し敗れたため、そのリベンジも兼ねて、普段から仲の良いコンビで出場しようと思ったからです。

形式を非常にシンプルにしたため、私達らしさみたいなものを組み込みつつ、それでいて全体としての統一性を保つのが難しかったです。

周辺住民の利用する、前面道路という公的な空間を巻き込みつつ、住宅内部に侵入させ、囲い地の屋外空間に誘い込むという、自分達の中での、現代の郊外住宅地の佇まいに対する訴えを形にできたので、非常に満足です。

非常に嬉しいです。 わずかでも誰かにささり、目に見える形で評価をしていただけるという事はやはり嬉しいです。こう言ったことがあるから、デザインはやめられないなと。

⑤今の社会に対する開催方法としては、非常にいいものだったと思います。まず実際に会場に行けたことがよかったですし、その分会場では審査員や学生の熱も感じたので、とてもワクワクしました。オンラインを利用することで、より柔軟に多くの学生が参加でき、普段出会えないような同世代の考えを聞けるため、良い方法だと思います。

かなりのパワーを感じました。 負けてられないな、というか。自分もやってやろう、というか。全然まだまだだなと改めて感じる事ばかりで、デザインに対するモチベーションが上がったと感じました。 審査員方が変わらないのも良い点だと感じており、コンペらしさと実務的な面との折り合いなど、講評時の審査員方の何気ない一言で、かなりハッとさせられることが多く、とても充実したコンペだったと思いました。

⑦「学生は自由だ」ということを再認識させてくれるもの。 のびのびと、柔軟に、縛られすぎず。

株式会社菅組賞

「家の真ん中に水路を
〜カバタが「あいだ」にある暮らし〜


 工学院大学大学院 梅原千夏子

株式会社土屋ホームトピア賞

「表裏一体 〜表裏の連続で生まれる境界空間による二世帯住宅〜

神奈川大学    高橋昇太郎
       萩原脩斗
       仁昌寺天心

○受賞者アンケート

初めてのコンペで住宅設計をやってみたかったから。

母屋と離れの住まいの解き方

R壁の配置

嬉しい一方で、周囲の作品のレベルの高さに感服し、自分たちの技量の未熟さを感じた。

実際に審査員のコメントを聞きたかった。

グループ設計ができる良い経験になった。

経験を付ける場
 

有限会社鳥生工務店賞

「瀬戸の島に導かれ〜離れ離れず〜

岡山理科大学  宮家心花
        仲山風花

○受賞者アンケート

コンペに参加してみたかったため。

斜面上を敷地としたため、プレートを考えるのが難しかった。

敷地の形状と周辺の特徴をうまく利用した計画ができた。

有限会社鳥生工務店様ありがとうございました。これを糧に、今後も頑張ります。

コンペの空気感が分かり、他大学との交流ができました。

他大学の学生の設計を知ることができる機会。住宅設計に関わる良い機会になりました。

morinoie / モリノイエ®(Now and Then Co.,Ltd)賞

解きと結い

東京都立大学大学院  神山祥太
東京都立大学     玉地沙季

○受賞者アンケート

住宅設計に興味があったため、もともと本コンペに参加したいと思っていたので参加しました。

離れと母屋の配置計画が苦労しました。

最終的に、起伏にとんだ敷地にあわせてプランニングがうまくいったこと。 加えて、30年後の改修のことも考えたゾーニング計画ができたのがうまくいきました。

コンペで二人共始めて受賞した作品のため感無量です。これを糧に今後も研鑽していきます。

同時開催は自分も含めてなかなか行きづらいところに住んでいる人にとってありがたかったです。

著名な先生方の意見や考えを聞くことができて大変勉強になりました。自分の設計理念や取り組み方など、住宅を設計していく上での注意点を改めて再認識したすごく貴重な機会でした。 ありがとうございました。

自分を試す挑戦の場です。

20選 / 株式会社はなおか

「観る離れ 〜SNS社会を生きる"とある
家族”の暮らし方〜


 大阪工業大学     西川尚希
          東村祐希

○受賞者アンケート

去年の木の家設計グランプリに研究室の先輩方が参加しており、入賞されていたので、先輩方を越えようと参加を決意しました。

意見をまとめることです。パートナーと意見が分かれることが多く、一つの案にまとめるまで多くの時間を要しました。妥協できない性格のため、パートナーには大変苦労をかけました。

意見が合致した部分を活かすことができた点です。大らかな大屋根が特徴的でありながらも街並みに溶け込むようなデザインになったのではないかと思います。

パートナーと協力し、つくり上げたものがこうして評価されることに大変嬉しく感じております。当日壇上に上がった際には緊張で笑顔が消えておりましたが心では舞い上がっていました。

当日会場にて参加させていただきましたが、オンライン併用の中、多くの学生が来場しておりとてもよい雰囲気だったと感じております。オンライン参加者へのプロジェクター越しの授賞式は新鮮でした。

木の家設計グランプリの課題内容には「植栽は樹種を明記する」とあります。今まで樹種まで気にして計画を行うことが無かったため、大変勉強になりました。設計の幅が広がったように思います。

学生最後の思い出に残るコンペティションです。来年は就職するため最後のコンペになりました。最後に受賞できたことは大変嬉しく思います。パートナーそして、木の家設計グランプリに感謝を申し上げます。ありがとうございました。

株式会社丸正渡邊工務所賞

逃げるの場

 芝浦工業大学    松山こと子
         平井里奈

○受賞者アンケート

テーマが魅力的で考えてみたいと思ったため。

想像する小さい「逃げのシーン」に全体性を持たせることです。 小ささの積み重ねだけでは届かないものがあると感じました。

初めてのコンペ、グループ設計で賞をいただけたことは大変光栄です。 結果に驕らず日々精進していきます。

先生方の議論を目の前で聞けたことは、この夏の中で一番と言っていいほど刺激的でした。 会場で開催していただきありがとうございました。

とてもいい経験になりました。必ず、またチャレンジしたいです。

成長の場です。

株式会社山田工務店賞

ふるさと農暮らし

 豊橋技術科学大学大学院     野口佑大

○受賞者アンケート

昨年度のグランプリに参加し、やりきれなかった反省点があったため再挑戦しました。

隣接する菜園や農道など、敷地周辺との関係を簡潔な動線計画で解こうとした点。

南面にあえて作業場を寄せることで生活感を出しつつ、農道から見る建築の見た目をスタディし続けた点。

賞をいただけたことはとても光栄なことではありますが、ここで満足することなくもっと魅力的な建築を創造できるように努め続けていきたいです。

全ての参加者がいなかったことは少し残念ですが、現状では双方向による開催が最善だと感じました。私は対面で参加できたので大変良い機会をいただけました。

審査時間の緊張感やプレゼンテーション時における会場の一体感など、良い刺激を受けることができました。

住宅について深く考える絶好の機会です。

株式会社山弘賞

ぶどう暮らし
〜ぶどうと生活を育み、人と繋がる〜


兵庫県立大学     上田七海
         松木聖奈
          

○受賞者アンケート

昨年、ゼミの活動の一環で個人で応募しましたが、受賞に至らなかったので、今年はグループて、リベンジとして参加致しました。


対象敷地が傾斜だったため、傾斜の地形を生かしたプランを考えるのに苦労しました。

どこにいても、ぶどう棚などの自然を感じられる配置ができたことです。また、傾斜を活かして風の抜けを作り、レベル差があることで居心地のよい空間が実現出来ました。

今年卒業の年だったので、リベンジが成功してとても嬉しく思います。就職した後も、この賞を糧に、設計力を上げていきたいです。

対面で会場に行けなかったことは非常に残念でしたが、オンラインで実際に講評を頂けたので、良かったです。

様々な人の作品を拝見することが出来て、とても勉強になり、刺激になりました。

実際に設計をしている方から、より実務的な評価を得られ、とても貴重な経験になりました。