未来の建築家を発掘、一流建築家が審査員! 建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテスト
「仕事はお客様に喜ばれてこそ意味がある。学んだスキルにその覚悟を乗せて社会人としての一歩を踏み出してほしい。」
山梨県
株式会社丸正渡邊工務所 代表取締役社長 渡邊 正博
当社は大正後期に創業して以来、大工集団を擁し、“つくる”ことに軸足を置いて事業を展開してきました。現在は10人の社員大工が在籍しており、10代、20代の若手大工も活躍しています。
事業の中心は、住宅や店舗の新築・リフォームですが、大手ゼネコンの協力業者として大規模建築の大工工事も担当します。大工の多くが社員であることから、お客様の個人法人を問わず「安心感がある」というお声を頂戴しています。
より良い建築を山梨のお客様に提案したいと、2019年には当社初のモデルハウスを伊礼智さんの設計で建築し、さらに2022年には同じく伊礼智さんがプロデュースする企画住宅「i-works プロジェクト」にも参画しました。i-worksモデルハウスも現在建築中です。
今後の取組みとしては、設計部門の新設を準備しています。これまで当社では設計・デザインの殆どを外部の建築家とのコラボレーションで進めてきましたが、当社らしい、当社ならではの家づくりを具現化するため、本格的に設計部門を設けることを決めました。2022年度から同部門の採用活動をスタートします。このようなタイミングで、設計グランプリに協賛する機会をいただけたことをとても嬉しく思っています。
学生の皆さんには、就職活動では職種や企業情報だけでなく職場のある環境もぜひ考慮してほしいと思います。
例えば、当社の本社がある山梨県は自然豊かで適度に田舎。人と人の距離が適度に近く、その温かみを感じられる地域柄です。
「地方は情報が届くのが遅いから、成長できないかもしれない」と不安を感じる方もいるかもしれませんが、甲府は東京から電車や車で90分と近く、地方と都会の良いとこ取りをできる場所です。
また、良い設計をするには現場でどのように家がつくられているのかをしっかり理解することが大切です。
当社には大工という現場のスペシャリストが在籍しており、細かな納まりなども身近に学ぶことができますので、皆さんのやる気をしっかりサポートできると考えています。
家づくりはお客様のライフイベントに関わる仕事。私は、大学卒業後に就職したホテルでもライフイベントであるブライダルに関わり、自分たち次第でお客様の人生をより良くできる、というやりがいを感じました。
お客様からこのような責任ある仕事を任せていただけるのは大変光栄なことです。その責任と喜びを社員全員と分かち合いたいと思っています。
社会人になると、大学や専門学校で身に付けた知識や技術をそのまま活かせないことは多々あります。それまでの学びにこだわり過ぎると、悔しい思いをしたり、ギャップに悩んだりするかもしれません。そうならないためにも皆さんには、「ゼロから新しいものを造り出すんだ!」という気概を持ってほしいと思います。そうすれば、会社で楽しく仕事に取り組むことができ、お客様にも感謝されると思います。
仕事は、お客様に喜ばれてこそ意味があるもの。それが何より優先されるという覚悟を持って、社会人としての一歩を踏み出してほしいと思います。
施工事例
【企業プロフィール】
<会社名> 株式会社丸正渡邊工務所
<住所> 〒400-0828 山梨県甲府市青葉町10-13
<連絡先> TEL:055-232-3100
<E-mail> inquiry@marumasa-w.com
<事業内容>木造住宅および店舗の新築・リノベーション一式工事、公共工事等の大工工事
<沿革など>1986年設立 資本金 1,000万円
株式会社丸正渡邊工務所
協賛工務店