未来の建築家を発掘、一流建築家が審査員! 建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテスト

工務店トップインタビュー

「顔が見えるローカルな環境にこそ物づくりの原点が
  ある。工務店で自分の可能性をぜひ試してほしい」。

東京都
相羽建設株式会社    代表取締役 
相羽健太郎

人と文化が交わる場「つむじ」


住宅建築はお客様の顔が見える中で物づくりができる数少ない業種だと思います。地域の人のために、地域のつくり手が地域の素材をつかって建物を建てることは、役割や意味合いが非常に大きいためです。私たちは地域で生きていく工務店として、地域により豊かな暮らしをご提案していきたいと常に考えています。
 

当社の理念は「つながる人すべての暮らしを豊かにする」ですが、単に仕事としてではなく、あらゆるもの・ことと繋がることが大事だと考えています。特に住宅は建てて終わりではないので、お客様の顔が見え、長く繋がっていける環境づくりに努めています。当社がもうひとつ掲げているスローガンは「仲間とワクワク、やっぱりAIBAは面白い」。お客様も働く職人さんもスタッフも、みんなが家を建てることにワクワクできるかがとても大事なことで、その想いを込めた言葉です。
 

工務店では若いうちから色んなことを任されます。当社では木造住宅以外に施設も建てますし、もちろんリフォームもあります。仕事内容は大工、設計、工事など選択肢は多く、責任は重いです。そういうことをやりがいと感じてもらえる人であれば、面白い仕事がいっぱいあるのが工務店ではないかと感じています。私は当社が日本一忙しい工務店だと思ってるんですよね。特に色んなことに関わりたいという人なら、当社なら毎日楽しく働いてもらえると思いますよ。入社したら「本当に忙しいな」と思われると思いますが(笑)。


建築は設計だけ、デザインだけではありません。極論すれば、建築を学んできたかどうかは、それほど大きなことではないと思っています。大学院を出ているから優秀というわけでもないですし、センスがいいわけでもありません。むしろ何かにとらわれず、ただ建築が好きという気持ちや、暮らしや人に関わりたいという想いを持ち、素直に行動することで想像以上に得られるもの、開けてくる道はたくさんあるんです。まさに本人次第だと思います。


グローバルに仕事をすることは大事なことですが、一方でローカルに顔が見える環境は物づくりの原点だと思います。だからこそ工務店には可能性が広がっています。メーカーやゼネコンは規模が大きいが故に会社の都合も出てきたり、ある程度学部で配属先が決まるところがあるのかもしれないですが、工務店はむしろ入ってからの可能性が非常に大きい。会社の規模や会社名が知れ渡っている云々ではなく、ぜひ視野を広くもって、自分の将来を考えてもらえる機会になればと思ってます。
 

そしてこのコンペを機会に 顔が見える物づくり”についてぜひ考えてみてほしい。世の中や建築を自分が変えていくんだ”という志があるなら、工務店は飛び込むのに打ってつけの世界。そんな若い力が増えてくれることを心から期待します。

施工事例

施工事例(東京都N邸)

伊礼智設計「i-works2015」

【企業プロフィール】
会社名 相羽建設株式会社
住所 〒189-0014 東京都東村山市本町2-22-11 
連絡先 TEL:042-395-4181 (代表)
E-mail    mail@aibaeco.co.jp
事業内容 建築工事・土木工事の請負企画設計管理及び、コンサルティング業務
沿革など/昭和54年1月法人設立 資本金3,000万円 

株式会社相羽建設 ホームページ