未来の建築家を発掘、一流建築家が審査員! 建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテスト

工務店トップインタビュー

これからの地球を守っていけるような

    学生の皆さんの純粋な発想に期待致します。

北海道
株式会社 土屋ホームトピア 代表取締役社長 菊地英也 

平岡リフォームモデルハウス

 学生がこのようなコンテストに挑戦することは非常に喜ばしく、大したものだと思います。若いうちに、世の中には凄いやつがいっぱいいるんだ、と知る経験は貴重なものです。そんな意欲ある学生の隠れた才能を開花させ、可能性を発揮できる場に協力できればという思いで参加させて頂きました。

地球規模で多発する自然災害が、特に頻繁に起こるようになった日本。これからの子供達や若い皆さんが安心して暮らせるような地球を残していかなければならない取り組みは、もう待った無し。原因となる温暖化や気象変動に対応する持続可能な社会を創っていく為にみんなが力を合わせ本気で取り組んでいかなければならない時です。それには学生皆さんの素直な発想が必要です。是非その様な事も含めたこれからの住まいや社会というものをこの機会に発揮して欲しい。

リフォームは今のお住まいの状況でのスタートで、100軒あれば100軒全て条件が異なります。この要望をかなえつつ、災害にも強く生活にマッチしたご提案をすることは新築以上に難しい事も少なくありません。しかもお客様の目が常に横にあり、気遣いを持たなければ出来ない仕事です。それゆえ、完成して喜んで頂けた時の喜びは大変大きくやりがいを感じる業種だと実感しています。

当社では毎年新卒採用をしていますが、入社後は自分がやりたい分野から仕事をスタートしてもらいます。ただ、設計を選んでもずっと設計ではなく次に工事、工事の次には営業と、家づくりにおけるすべてを経験してもらいます。そしてどのタイミングでも必ず営業として自分が主体的にお客様のためになることを経験してもらいます。なぜなら技術や設計がどんなに長けていても、お客様の気持ちをとらえることができなければ、本当の意味でお客様の役に立つことができないからです。厳しい表現かもしれませんが、これはどんな業種にも言えることだと思います。

リフォームの現場ではお客様の質問やご要望に対応し、判断しなければならない場面が多いものです。「私は営業なので設計に聞いてください」では今のお客様のスピード感にも合わず話になりません。営業であっても、「この柱は取っていいか」の判断が必要となる構造やデザイン、資金面等と総合的な判断をしなければリフォームはできないということがあります。一人で営業、設計、工事と三役ができて初めてお客さまのニーズに応えられるという、非常に難しく知識と経験が求められる業界だと言えます。そういう意味では当然学生の皆さんは経験としては未熟ですが、新たな発想で提案できるピュアさを持っていると思います。だからこそ、これから、どんどん磨いていけば、もっともっと輝けると思います。

 学生の皆さんは新たな発想で提案できるピュアさを持っています。いつまでもその素直さを持って挑戦していって欲しい。そしてこれからの地球を守っていけるような人が多く育つことを心より願っています。


施工事例


【企業プロフィール】

【会社名】株式会社土屋ホームトピア
【住 所】〒004-0022 北海道札幌市厚別区 厚別南一丁目18番1号
【T  E  L】011-896-3302 (代表)
【M A I L】  reform@hometopia.co.jp
【事業内容】住宅・マンションリフォーム、  インテリア・エクステリア、  
      店舗設計などの企画・施工
【沿革など】設立1982年6月21日  資本金 2億円 

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