未来の建築家を発掘、一流建築家が審査員! 建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテスト

工務店トップインタビュー

「設計に大事なのは、素直さと情熱。
個人の感性を生かしながら ”工務店設計” ができる人材を育てたい」。

大阪府
株式会社コアー建築工房   代表取締役 吉瀬 融

コアー建築工房 モデルハウス兼事務所

当社は堺市を拠点に家づくりをしていますが、地元の家づくりをきちんと整理したいと思っています。だから堺という街の歴史や文化に少しでも興味を持って理解してくれる人なら、一緒に仕事がしたいですね。

当社は社員一名に対して大工一名としていて、社員22名、大工22名の会社です。”一人が一人を守り、一人が一人を助ける”そんな会社を作りたいと思っています。

当社が採用でどういう学生を選ぶかというと、一番は「素直さ」、二番目は「情熱」です。素直さとは”聞く耳を持つ”ということ。お客様や周りのスタッフ、色んな人の話をきちんと聞く耳と心を持つことが働く上で大事だからです。だから当社は素直なスタッフばかりですよ。僕を筆頭にね(笑)。そして情熱とは「好き」かどうかということ。目指していること、周りに対する思い、全てひっくるめて好きであり続けられるかという資質を見ます。それが必ず情熱になると信じていますから。

審査員である建築家の皆さんは、全て自分の中のルールがあって設計をされています。単純な思い付きではなく、その方独自のルールがあって、そこで職人さんが技術を発揮して物が出来あがる。ルールがあればあるほど精度は上がるわけです。

 一方、私たちのような工務店で設計するということは、自分の会社の標準化を含め、精度を磨き上げた中での設計をして欲しいのです。表現が難しいですが、すべてが自由ということではなく、ルールのある中での設計と捉えてもらえば良いと思います。工務店は地域の中で生きていく存在です。個人の感性も当然大切ですが、組織のルールの中での設計ができる人材が育ってほしいと願っています。

建築業界では職人不足が懸念されていますが、賃金の安さが原因のひとつだと思います。木材流通の社会で組織改革が行われ、住宅業界も棟梁制度から工務店経営に変わってきました。今もう一度、棟梁制度の復活を考える時期に来ているのではと感じます。技術継承の部分においても、私たちが守り続けていかなければという使命感を持っています。

当社は建築家の方と仕事することがありますが、社外からも大工の評価が非常に高いです。理由?それは間違いなく僕の愛情ですよ(笑)。
 木造住宅は大工の質が良くなければ良い家は出来ません。管理者よりも大工です。でも良い技術を持っていても気持ちが無ければ出来ない。だから気持ちを込められる大工かどうか、心を込められる環境にあるかです。

お互いがサポートし合い、信頼関係を持ってやれば、良い家は出来ると信じています。「人との繋がり」それが家づくりには大事なんです。 家は一人では何もできません。何人もが集まって物を作るということは、協調性も必要ですし複雑な人間関係で繋がりながら生み出していくことです。同じ目的で集まった仲間が情熱を傾けられる環境であれば、大きな企業よりも、やりがいがはっきりと見えてくると思いますよ。

施工事例

【企業プロフィール】
会社名 株式会社 コアー建築工房
住所 〒599-8247 堺市中区東山593番地
連絡先 TEL:072-239-2880(代表)
Mail: info@woodlife-core.co.jp  
事業内容:木造注文住宅、民家再生、マンションリフォーム
法人設立 平成元年 7月26日 資本金 6,000万円

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