未来の建築家を発掘・一流建築家が審査員! 建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテスト
○受賞者アンケート
①大会に応募したきっかけ、動機
②プランニングで一番苦労した点
③プランニングでうまくいった点
④大会で実際に審査を受けて、ためになった点
⑤あなたにとって設計グランプリは?
⑥その他感想等(一部抜粋)
○受賞者アンケート
①学校の掲示板に貼ってあるポスターを見て
②開口部の配置は苦労しました。周辺との関係やヤギと住人との関係を構成するために、開口の位置を何度も検討しました。
③ヤギの居場所となる屋根をコアを中心にめぐらせながら各々関係が持てるよう内外が連続する空間を作れたこと。もう一つは、周辺に点在する荒廃した敷地の境界をヤギを使って曖昧にしていくという地域全体の計画ができたことだと思います。
④人にものを伝える難しさ、プレゼンの大切さ、人と対話することで思いもしていなかった案の新たな発見をすることができました。
⑤「一軒家での暮らし方をもう一度考えるきっかけ」でした。
○受賞者アンケート
①修士研究を続けてきて、一度自身が考えた論をアウトプットする機会が欲しいと考えていたところ、本大会のテーマと偶然に一致したため応募しようと決めた。また、本大会は模型提出もあり、審査員の先生方ともコミュニケーションが取れるという点も、良い経験になると思い応募した。
②平面と庭を計画していくにあたり、どちらを優先して決定するのではなく、同時に決定していくという部分が一番苦労した点だと思う。また、今回は変形平面だったので、構造を整えていくことも苦労した点であった。
③上記に述べたように、平面と庭を同時に決定していくことに苦労したが、そこが唯一、ある程度うまくいった点だと思う。また、平面を離散的にし、回遊性を持たせた部分も、審査では指摘されたが、自分ではよかったのではと思っている。
④今回の審査会では、審査員の先生方のみならず、工務店の方々や、その他の企業の方々にもプレゼンさせていただく機会に恵まれた。プレゼンを何度も繰り返す中で自分の中で情報が整理できた。他者に自分の考えを伝える機会になったほか、自信を振り返る大事な機会になった。
また、建築家の方々がどのような視点で設計しているのかが、自分の作品が評価にさらされる中で感じられたのがよかった。
⑤「きっかけ」でした。
⑥朝から長い時間、審査をしていただいた建築家の先生方、そして本大会の運営をしていただいた工務店の方々には本当に感謝しています。ありがとうございました。
○受賞者アンケート
①ゼミの活動だったため。
②一度スケルトンにした構造を生かしての施工計画だったため、既存の柱を残し、新しい間取りを考えました。その際、構造計算をして筋交いの位置に配慮しながらの間取り変更や、床面積の調整に苦労しました。
③二軒をつなげた家なので、片方の棟に偏ることなく、家全体を使えるように階段を置いたことです。他にも、緑や花を用いて小道(共同の玄関)の空間から人を引き込むための庭として生かすことができたと思います。
④一次審査では、実際に施工したら…など、考えていなかったようなコメントがいただけました。二次審査では、目の前で講評していただいたり公開審査を聞く過程で、システムの構成を自分たち視点だけで考えていた点などを御指摘いただきました。コンセプトにとらわれすぎて高齢者視点で見た生活についての考えが浅かったなと思います。
⑤「新しい発見の場」でした。
⑥普段個人で設計することが多い分グループで設計することに慣れず不安に思うことはありましたが、他の意見を聞くことで様々な道がひらけ、可能性がうまれることを今回のコンペで学ぶことができました。今回のコンペでグループ設計をし、建築は人それぞれで視点が違い価値観も違いますが、違うからこそおもしろく 楽しくできるのだと改めて感じました。
○受賞者アンケート
①夏休みにコンペに出そうと思い、住宅の設計をしてみようと思ったから。
②クスノキの成長に合わせて家が可変していくということで、どのように住む人と、住宅がクスノキと関わっていくか、というところを考えることに苦労しました。
③クスノキを住まいが改築したときに覆っていくことで、より人と親しい存在となり、家族の一人として存在できるようになったことです。
④当初から悩んでいた部分であったのですが、やはりクスノキと住宅が近いということにご指摘をいただきました。この点について、考えていかなければならないと思います。また、改築のスパンをもっと細かくしてみてはどうかというご指摘を頂き、そうすることで、もっと住宅の使い方の幅が増えるのだと思いました。
⑤「クスノキ」でした。
○受賞者アンケート
①全員が直接プレゼンを行えるチャンスが与えられているコンペだったから。
②プライバシーを守りながら住宅内部から庭に広がりを持ち、通りからは庭の様子が感じられるようにすること。これを実現するために、平面的に二つの軸を使い角度をふったことで三角形の空間ができてしまい、これをうまく使えないかということについて悩んだ。
③比較的パブリック性の高い空間を設けたことにより生まれた来客者の動線と住民の動線というふたつのどちらも楽しいものにするため、角度をふったことによってできた折れ曲がりなどを使って視線をコントロールしながら動線計画を行ったこと。
④評価された点、されなかった点が明快になり、さらにどういう風に改善すればいいかまで、提案してくださる審査員の方もいて、次のステップへ進むきっかけになった。また他の人がプレゼンについても、出来上がったシートや模型を見るだけではなく、実際に設計者の声を聞いたりすることでより作品への理解が深められ、さらにそれを講評されている場面に立ち会えるというところがとても刺激になった。
⑤「住宅リベンジ」でした。
○受賞者アンケート
①第1回、第2回大会が自身の大学で開催されており、この大会を知りました。この大会は審査員の方々に直接ボードと模型をみてもらい、その場でプレゼンできることが一番の特徴で、他のコンペにはない魅力を感じたところが応募する大きなきっかけになりました。
②庭と1階の共有スペースと土間の繋ぎ方です。庭は既存の庭を残す提案でしたが、使い方のイメージをあまり詰めることができませんでした。改めて見直すと、庭・土間・共有スペースとの繋げ方をもう少し工夫すべきだと思いました。
③2階のプライベート空間です。1階は常時解放の空間であるので、2階は共有部分からある程度の距離を置く必要がありました。しかし吹き抜けを介した繋がりや1階に母親の職場を設けることにより、完全に分断されることなく良い距離間を作ることができたと思います。
④コンペとはいえ設計やプログラムに、ある程度のリアリティを求めているところでした。人の住まい方や将来像など、イメージで語っていても、それが実現される設計かどうかを評価されていた審査員の方々が多くいらっしゃったと思います。また審査を間近で見ることができるので、住宅を考える際にどういうところに着目しているのか、何を気にするべきかプロの視点で的確に評価してくださるので、審査を見るだけでもすごく価値があると思います。
⑤「将来進む道を見つめ直す機会」でした。
⑥住宅を考えることがより好きになりました。3年間挑戦し続けてよかったです!ありがとうございました。
○受賞者アンケート
①出展をするだけで第一線で活躍をされている建築家の先生方に直接講評をしていただけるため、自分の力量を測る絶好の機会だと感じたから。
②若い世帯のためのローコストで小さな住宅でありながら、大きな敷地を最大限活用した豊かな暮らしを実現するためのプランとすること。
③内部空間と半外部空間が連続する十字型によって庭を緩やかに分割するという形態が、結果的に庭と建物の接触面を十分確保した小さな暮らしを実現できた点。
④自分の作品をめぐって建築家の先生方が討論を繰り広げ、それぞれの価値観から作品を評価してくださるので、自分の作品を再解釈したり新たな価値に気づけたりして非常に刺激的だった。また、その価値観が先生方の設計にも現れているのだという認識で、それぞれの作品を読み取る新たな視点を得ることにも繋がった。
⑤「初めてのひとり旅」でした。
○受賞者アンケート
①大学院生になり、設計課題やコンペ等で大規模な建物を設計することが多くなってきた中で、もう一度、住宅という設計の基本となるスケールに取り組んで、自分の設計の仕方を見直したかったからです。
②比較的、周囲に里山などの自然が豊かな敷地での設計だったので、外部に開き、それらを取り込もうと考えましたが、暮らしを守る事と、自然を取り込む事のバランスを取るのに苦労しました。
③自然を取り込むために、どの部屋をどれくらい開放するか入念に検討したので、うまく空間内に外部を取り込むことができたのではないかと思います。また、擁壁など既存の敷地条件に合わせて、プランを決定できた点も上手くいったと思います。
④いかに面白いアイディアで住宅設計するかというスタンスで大会に臨みましたが、実際に審査員の先生方と話すと、住まい手にとって本当に住みやすい空間になっているか、という部分を最も大切にしていることがわかりました。懇親会で堀部先生に「リアリティかつ大胆な設計をしなさい。」と助言をいただき、住まい手のことを一番に考えた上で、面白い設計をするべきであると思い知らされました。
⑤「自分の設計の強みと弱みが明確になった大会」でした。
⑥木の家設計グランプリは、出場者全員が審査員の先生方とディスカッションできたり、多くの賞が準備されているなど、出すこと自体に大きな意義があるので、とても学生思いの良いコンペだと思います。ありがとうございました!
○受賞者アンケート
①木の家設計グランプリは一次審査時にポスターセッションがあり、自分の作品が選ばれるかどうかに関わらず審査員の方々に見て頂けることに魅力を感じ、応募させて頂きました。
②今回の作品では敷地の風景になじむように大きな岩の塊として設計しましたが、塊の空間の中でどう空間の質を変化させていくのかが一番の課題でした。
③自然堤防が大半を占める多摩川であるがその川辺に建つ住宅は川辺とは断絶された庭を持っていました。敷地本来の生態系を調査し庭に延長することでできる住宅を提案できたと思います。
④この度は入選作品に選んで頂きありがとうございました。庭を周囲から区切るのではなく周辺敷地の一部とし、その場所本来の生態系で構成するという考え方は共感して頂ける部分があり自信につながりましたが、形の部分で多くの可能性を掲示して頂き、自分のスタディ不足を感じました。公開審査で審査員の方々のご意見を活かし今後の設計に励みたいと思います。
⑤「始まり」でした。
○受賞者アンケート
①所属している建築サークルで取り組むコンペティションを探していました。庭を主軸としたテーマであったこと、サークルに所属したばかりの1年生にも身近な住宅であったこと、審査員に堀部先生がいらっしゃったことから、木の家設計グランプリへの応募を決めました。
②商店街を敷地に選んだのですが、この敷地の持つ周辺環境に苦労しました。間口が狭く奥行きがかなりあること、東西の既存建物の高さがかなりあることから、ここで暮らすにはこの「悪条件」を解消する必要があり、そこにかなり時間を割きました。
③自然堤防が大半を占める多摩川であるがその川辺に建つ住宅は川辺とは断絶された庭を持っていました。敷地本来の生態系を調査し庭に延長することでできる住宅を提案できたと思います。
④一次審査では多くの先生や企業の方々と話をする機会があったことが印象的でした。何もしないまま一次審査を終えるのではなく、自分からアクションをとる機会があることはとてもよかったです。二次審査でのプレゼンテーションと質疑応答では貴重な経験をさせていただきました。審査員の先生方からの指摘や意見を受け、とっさに返せないもどかしさも感じ、自分の力不足を痛感しました。また、受賞者のプレゼンや質疑応答を近距離で見ることができ勉強になりました。
⑤「挑戦」でした。
○受賞者アンケート
①木造住宅が建築物で一番好きで、いつかこのコンペに出場してみたいと1回生の頃から考えていました。1回から3回生の頃は部活動などで出せず、4回生でやっと出場でき嬉しく思います。
②町とどう溶け込ませるかです。大学で設計を行う際に勿体なく感じるのは、せっかくの雰囲気の良い街がその建築物に力を入れ1点に集中してしまったがため、主張が強すぎて本来町が持つ良さが消えてしまうことです。
③今回私は住宅兼店舗を設計させていただきました。自営業により親の仕事を見て子が成長する環境をイメージしプランニングできたかなと思います。
④やはり私に賞をくださった「株式会社和える」代表取締役 矢島里佳さんの“町の美しさ”に対する感じ方で、矢島さんは私よりもはるかに広い視野で美しさを考え日本にとどまらず海外と比較して話をしてくださりました。モノの感じ方や価値観は人それぞれで私は自分にない矢島さんの感じ方に感銘を受けました。そしてまた私もより多くの経験をしこれからの人生に活かせれたらなと感じました。
⑤「大好きな木造住宅を堪能できる贅沢すぎる場所」でした。
○受賞者アンケート
①去年も提出し、ビルダー賞を頂くことができたので今年はさらに上を目指そうと思ったことと、自分の所属する大学が会場であったことが主な動機です。
②住宅を複数のレベルから成るスキップフロアとし、それぞれの床レベルに対応する庭を持つ構成をとったため、床と庭のレベル設定と各レベルにおける住空間と庭の性格との良い関係をつくることに腐心しました。
③苦労した床と庭のレベル設定やレベルごとの住空間と庭の調和は上手くいったと思います。また、複雑な断面に対し、輪郭や平面をシンプルにしたことで庭と住宅の対等な関係を築けたと思います。
④コンセプトの明快さとそれを手数の少ないプランで表現できたことが私の案における一番の強みだったと思います。そのせいか去年以上に興味を持って下さる審査員の先生方が多いと感じました。一方で明快さがあだとなり、議論に発展しにくかったとも思いました。あるビルダーの方から頂いた「これ、今すぐにでも建ちそうだね」という言葉は私の案の良い点と至らぬ点の両方を言い当てている気がしてとても勉強になりました。
⑤「また、挑戦したくなる大会」でした。
⑥この大会は学生コンペのあるべき姿だと去年参加させて頂いたときから思っていました。学生コンペに関してはある程度コンペの審査過程を開いていく必要があると思います。言うまでもなく学生は過程が大事だからです。だからこそ、この大会は審査過程に参加できるという意味で非常に有意義な大会だと思います。ありがとうございました。
○受賞者アンケート
①去年、応募しようと思っていたらエントリーし忘れていたので、今年こそは出そうと思い応募しました。
②「合間」というものをテーマにしたのですが、そこを外部として扱うか内部として扱うか、プライベート性が高いのかパブリックに開かれたものなのか、といった「合間」の特徴を見出すのが難しかったです。
③建具を操作することで視線の抜けや、熱環境の調節、空間の広がりから様々な居心地を作るというコンセプトを考えて、それを実際に図面や模型で表現できたと思うのでよかったです。
④審査員の方々が一目見て魅力的に思っていただけるシートや模型はどういったものであるかといった、普段私たちが見ることができないコンペの審査過程を近くで体験しているような雰囲気や、審査員の方々が実際に目の前にきていただいた際に短時間で自分の作品を説明するというポスターセンション独特の緊張感と、その度に修正を加えていき、本当に伝えたいことを作品を通して見つめ直す機会は、とても貴重な経験だったと思います。
⑤「作品を通して、自分を見つめ直す機会」でした。
⑥この度は大野建設賞をいただきとても光栄に思います。これからも建築に熱心に取り組みたいと思います。
○受賞者アンケート
①ゼミの一環と同じ建築を勉強している学生の作品を見てみたいと思ったため応募しました。
②子どもたちが遊ぶスペースと学習するスペースをはっきりと壁を設けてわけるということではなく、空間でわける方法と子どもたちの行動を見守るスペースをどういう空間の繋がりをつくればよいのかを考えることに苦労をしました。
③子どもたちの行動を見守るスペースの場所・空間の繋がりで、夫婦の子どもたちとの距離感や立場を考えていくことで私なりのベストな場所を見つけることができました。
④自分の作品に対して実際に住宅を建てている人が評価してくださって、実際に建てた経験のない私では考えることができなかったことをアドバイスしてくださって、本当にいい経験になりました。また、自分の作品の質や出来栄えをほかの参加者の方の作品を見たり、審査を受けてアドバイスを頂いている内容を聞いたりすることで、もっと頑張らなければと感じました。
⑤「刺激をもらえた場」でした。
○受賞者アンケート
①所属している同好会をお支えいただいている日建学院様からお誘いのお話をいただきました。
②グループ設計を進める中で、育った環境の異なるメンバーが抱く様々な理想的の住宅のプラン像のすり合わせに多くの時間を割きました。家庭によって家族構成や環境によってさまざまな生活スタイルがあり、住宅設計の難しさを実感しました。
③在来工法のスパンの中で、構造的な無理をせず魅力的な空間をつくること裏のコンセプトとして設計しました。
④建築界の各方面の第一線でご活躍されている先生方のお話を伺う経験はとても貴重な財産になりました。先生方のご指摘を受け、内部プランや外構計画、構造計画など様々な視点から自分たちの設計を見直すことで各メンバーが次の設計へと経験を活かせたらと思います。
また、日本各地の同じく建築を志す学生と意見交換できたことも自分の視野を広げるきっかけになりました。
⑤「多くの考えを吸収できる場」でした。
○受賞者アンケート
①審査員と直接お話できる機会だと思ったので応募しました。
②リノベーションで制限があったこと、変化していくプランの構成。
③昔の平屋を現代の生活に合わせて庭を取り入れることができたこと。
④自分たちの設計を実務的に考える機会になった。
⑤「戦場」でした。
○受賞者アンケート
①ゼミ活動の一環として応募をいたしました。
②一番苦労した点は、グループでエントリーのためメンバー各々のアイディアで良い点をひとつの作品にすることです。話し合いの際に意見のすれ違いや捉え方や考え方の違いが生じたためひとつにするのに時間がかかりましたが、その分全員納得のいく設計ができました。
③対象敷地周辺の環境を把握し、住宅でありながら自然とコミュニティを楽しめる庭と土間空間にできた事です。また、分棟だからできる空間をコミュニティの場として織り込んで住宅のあり方を設計で伝えることができ嬉しく思いました。
④審査員の方々に「なぜその場所に空間を設けたのか?」など問われ、用途などの説明をした際違う角度からのご指摘やご提案をいただく度に新たな発想だと思い発想の幅が広がった事が非常にためになりましたし、私たち自身の成長になりました。多くの方に見ていただいた数だけのご意見を頂けたことは貴重な事ですし、私たちの学生生活の中において様々な学びの場となりました。
⑤「木造住宅を改めて見つめ直すキッカケ」でした。
⑥運営お方とお話をさせていただきまして、過去の受賞者の事や本年の傾向などを様々な話をお伺いする事ができたことは、グランプリに参加するだけではない思い出になり非常に嬉しく思います。
○受賞者アンケート
①インターネットでコンペ情報を調べたら出てきたから。また、庭との関係性を踏まえた住宅の提案をしてみたかったから。
②被災した場所で社会的なつながり・まちとのつながりをどうしていくか、ということを日々考えた。
③住宅を30年計画で工期を3段階に分けて改築していくプランによりまちに対するつながりが変化していくこと。
④真備という場所としての面白さはあると感じた。また、まちに対するつながり方はもう少し具体的な提案があればよかったただ、審査として学生自ら積極的に審査員に話しかけないといけないと感じた。
⑤「良くも悪くも悲しいもの」でした。
○受賞者アンケート
①所属している建築サークルを支えてくださっている日建学院様よりお話を頂き、夏休みの活動の一環として応募させていただきました。
②最初、3人それぞれがプランを持ち寄って始めたのですが、それぞれ設計のアプローチや重きをおきたいところが異なっていたので、1つに絞っていく過程が1番大変でした。
③クライアントとしてメンバーの寺田君の家族を想定して考えたことで、実際の暮らしの様子を想像しながらプランに落とし込んでいくことができました。
④審査員の方々からはプレゼンボードの表現方法であったり、工務店の方々からは現場の視点からでの設計上の細やかな配慮の仕方であったりといった、具体的なアドバイスを頂くことができました。普段の大学での課題とはまた違った、コンペならではの学びを得ることができたと思います。
⑤「初めての共同設計」でした。
⑥この度ビルダー賞に選んでいただいたミヤワキ建設様をはじめ、木の家設計グランプリに携わっている皆様、相談に乗ってくれ時に励ましてくれた同級生たちにこの場をお借りして感謝いたします。
○受賞者アンケート
①毎年前期に研究室のゼミでコンペに取り組んでおり、今年は「木の家設計グランプリ」に取り組むことが決まり、住宅のコンペに出したことがなかったので挑戦してみようと思い応募しました。
②敷地を富山県の散居村という地域とし、屋敷林を庭と捉えました。屋敷林の木々の防風林としての役割や様々な効果を建築と関係させたかったのですが、難しくて苦労しました。
③部屋の中から外の樹木へと視線が通るように計画すること、10年後の暮らし方(民泊)の提案をすることに関しては、うまく計画できたように思います。
④自分が敷地として設定したような伝統的な習慣が根付いた地域で、実際にお仕事をされている工務店の方とお話ができ、アンビルドであるコンペでの提案が、少し現実と結びついたような感覚を持つことができました。また、審査員の方々から、ハード面までしっかり考えられていない点など、自分の提案のあまさを指摘していただき、今後の課題を明確にすることができました。
⑤「自分の課題を明確にすることができたコンペ」でした。
⑥学外で自分の提案をプレゼンするのは初めてで、非常に勉強になりました。ありがとうございました。
○受賞者アンケート
①2017年度に応募し、そのときの反省を生かすつもりでした。
②海への景観をどのように確保するか。また、被災地に新しく住宅を作るということの意味を考えることです。
③敷地のもつ軸線を生かして設計できたと思います。
④建築や提案自体がリアルすぎてもいけないし、だからと言って理想だけを並べることもいけないこと。
現状を理解して、そこから一歩先の未来の想像を掻き立てるような提案をすることが必要だったと思いました。
⑤「学びの場」でした。
⑥大学の授業だと、住宅を設計することはあまりなく、規模の大きい建築が中心です。その中で住宅と住人について考えるこのコンペは私にとって「学びの場」でした。また、木造住宅の憧れの建築家と対話できるという点でもすごく貴重な機会でした。これからも続いていってほしい。そう思えるコンペです。関係者の皆さまには心から感謝申し上げます。
○受賞者アンケート
①サークルで毎年2回(春・秋)にしていて、春のコンペが5~7月の期間で行っているので7月以降提出の外部コンペに応募しようと考えていたから。3つほど候補があったが、サークルの顧問である先生と相談し、1~3年まで参加するので1年でも取り掛かれそうな住宅コンペにしようと決めた。
②庭についてどのように家と関連付けをすればいいのか、外構計画に今まで力を入れたことがなかったためとても難しかった。またリノベーションを考えたが、どこに柱が通っていてどこを落としてもいいのか、を考えるのが知識不足で苦労した。
③リノベーションでやりたかった、家の機能の位置をがらりと変える、ということはできたと思う。部屋割はそこまで変えず、動線を変え、構造上無理がないよう、注意した。
④ポスターセッションで自分の作品を直接アピールできるコンペは初めてでした。どう先生方にアピールしていけばいいのか、戸惑い、まったくアプローチをとることができず悔しいとも思いました。周りにいた院生の方がかなり積極的で怖気づいてしまいましたが、その姿を間近で見ることができたのはとてもためになり、いい勉強になりました。また、時間外に横内先生が審査は終わったが意見欲しい人は聞くよ、と回ってくださり、声をかけてみました。自分たちが設計中ずっと議論になった話題を先生にもぶつけられ、班員の納得する答えをいただけたことは本当に為になりました。
⑤「初めての試み、初めての発見がもりだくさん」でした。
⑥自分からアピールしていく大切さや、ボードのまとめ方など会場に行ってたくさんの作品や応募者の姿勢を見られたことはかなり刺激になりました。通常のコンペは審査に通らないと、先生方と直接お話する機会は取れないと思うので、大変貴重な経験になりました。また、実際に家を建てている工務店の方の意見も聞くことができ、京都に行ってよかったと思いました。ありがとうございました。
○受賞者アンケート
①住宅のプロフェッショナルの方々に作品を見てもらえ、京都の建築も見て回れることが魅力に感じ応募しました。
②プラン上どうしても見えてくる大きな壁をどうしたら威圧感なく設計できるか、道を通る人から内部はどう見えてくるのか等は悩まされた。壁に高さや開口、部屋の大きさ等変更するたびモデリングし模型を作り
検証した。
③一階の視線の抜けは当初のプラン通りでき、コンセプトと形態が直結している点はうまくいったと感じる。また、外観に見えてくる二階壁が構造的に出ているだけでなく景観を切り取る目的も兼ねている点は気に入っている。
④建築家の方々だけでなく工務店や一般の方々にも見ていただけ様々な視点から感想やアドバイスをもらえたことはとてもためになった。建築家の方々には配置計画や平面計画等でうまくいっていない点をはっきりと言っていただけ、工務店の方々からは建築費や寿命、雨等でご指摘いただけた。他にも様々な意見を頂けたこの審査会は自分の甘さを実感するとともにもっと多くのことを考えなければ実際の仕事はできないと実感させられるいい機会だった。
⑤「初めて提出したコンペ」でした。
⑥このコンペは学生と建築家や工務店の方々との距離が非常に近くいろいろなつながりが生まれるいいコンペだと感じた。また、交通費も最大一万円出してもらえるため遠くの人でも参加しやすく京都の名建築を見て回れる点も参加して良かったと感じている。
○受賞者アンケート
①“庭”というテーマと重伝建地区における“家の開き方”に可能性を感じたため。
②街へ開く“公”と生活のための“私”を二分化する上でのプランニングや、それを整合する上での木造の構造面とを統合することが、難しかった。
③重伝建保存地区という縛りの中での、新たな家の開き方を考えることが楽しくもあり、苦労した。プランニングの際には開口高や階高などを工夫して人の私と公の認識のブレを作ろうと努力した。
④・多くの作品を見て、評価軸を確認できた。
・建築家さんや工務店さん、学生から、様々な意見をいただけてよかった。
⑤「腕試し」でした。
⑥20選に選出されたものの、ファイナル選出や受賞はできなかったため、次年度はリベンジしたい。
○受賞者アンケート
①大学の方の課題で木造住宅の課題があったことが大きなきっかけです。住宅や暮らしについて考えたいなと思い、応募しました。前回も応募しているため、一年の成果を見るという意味もありました。
②プランニングと屋根の形状を成り立たせるのに苦労しました。また敷地も高低差がある敷地なのでレベルを変化させながら、暮らしの中での人間関係を考えるのにも時間がかかりました。
③外部の人と住んでいる人の関係性や居場所、動きについて今までより考えることができたかなと思っています。また個人的に遠い存在であった外部環境をより暮らしの中に近づけることができたと思います。
④提出だけの審査で終わらず、審査員の方々と身近にお話できる機会があるので、普段なかなかいただけないような意見や知識など自分の身になることが多かったです。建築、特に住宅についてさらに考えが深まりました。またシートでの表現はもちろんですが、言葉で相手に考えをわかりやすく伝えることについて改めて考えるいい機会になったと思います。
⑤「木と暮らしに近づく年一の報告会」でした。
⑥二度目の参加でしたが、自分の考えや作品の変化が見えたなと思います。審査員の方々から直接お話をいただけて、とても楽しかったです。貴重な機会をありがとうございました。
○受賞者アンケート
①昨年応募させていただき、ビルダー賞をいただきました。しかしその設計に未熟な点も多かったため、今回は木造住宅の設計能力を試すチャレンジとして応募させていただきました。
②軸組構造を考える際に、その柱割りの美しさと平面プランの整合性のバランスを取ることに苦労しました。垂木や桁などの配置が正確なのか、様々な住宅図面から研究することにも苦労しました。
③今回設計したものはアプローチ空間に特徴のある作品でしたので、そこに重点を置き設計を行いました。そのプロポーションや、開口部などのディテールの設計が非常にうまくいったと思います。
④大会では残念ながら20選止まりでしたが、様々な先生方、工務店の方、学生の皆さんからお褒めの言葉やアドバイスなどをいただき、それが一つの自信にもなり、また今後意識して改善していくべき点なども見え、大変ためになったと思います。設計の美しさや現実性だけでなく学生らしさもコンペには必要であるというアドバイスを個人的に先生から頂いたことが印象的で、審査員の方々と直接やり取りができたことも非常にためになりました。
⑤「木造住宅設計の集大成」でした。
⑥ストーリーやコンセプトではなく、純粋に「設計が美しい」という建築自体の評価軸でも選んでいただきたかったです。
○受賞者アンケート
①テーマが魅力的だったため。ランドスケープデザインを学んでいるので、それを生かすことができると考えたため。
②庭と住宅との関係(特に開口部)が苦労した点です。開口部から切り取られる風景がいかに魅力的かどうかを模型、CGを駆使し、納得が行くまでスタディーをしました。
③庭とリビング、ダイニング、個室、洗面所などの内部空間の関係がうまくいったと思っています。床レベルや屋根勾配による天井高の変化によって、良い居住空間ができたと思います。
④審査員方の各々の考え方(リアリティを重視した考え方やプランニングの出来を重視した考え方、コンセプトを重視した考え方など)を質問され、それに対してどのようにプレゼンをしたら効果的かなど、メンバーと話し合いながらプレゼンできたことがためになりました。また、惜しくもファイナリストから溢れましたが、自分達の案に対して称賛の声をいただけたことが自分に自信がもて、今後の設計にもに身が入ると思いました。
⑤「力試しの場」でした。
⑥身になる設計グランプリを開催してくださり、とても感謝してます。
○受賞者アンケート
①来年の春から会社の同期になる友人に参加しないかと誘われ、自分自身も異なる学校の友人たちとコンペをしてみたいと考えていたので参加しました。
②電話会議で設計を進めていたのでボリューム配置などの細かい部分を決めていくのが難しかったです。
③4つの庭に対しての部屋のゾーニングは比較的スムーズに決定しました。それぞれの庭のイメージが明確に共有できていたため、ゾーニングやパース、平面図の表現もうまくいったと思います。
④学部生の人たちのアイデアがとても柔軟で新鮮でした。大学院生になり、就職活動を終えて少し考え方が現実的になりすぎているのかもしれないと気がつくきっかけとなりました。また、先生方にはキッチンの中の細かい動線のご指摘なども受け、もっと細部まで生活を想像して設計を行なっていかなければならないなと改めて実感しました。
⑤「木造の新たな可能性を感じる場」でした。
⑥今回初めてこのコンペに参加をしてみて様々な刺激を受けることができとても楽しかったです。あらかじめ図面をチェックしていただいているのだとは思いますが、模型の出来ももう少しじっくりと見ていただきたかったです。
○受賞者アンケート
①研究室の先輩の紹介
②「郊外の庭付き一戸建てを再考する」というテーマで、現在の住宅における社会的問題や郊外という土地が持つ優位性を再び評価することに時間がかかった。また、それにより生まれる建築空間がどう新しい価値を生むのかの判断も難しくなっていった。
③室内と同様に庭も閉ざされている傾向にあるなかで、各部屋に開口部とテラス、屋外吹き抜けを設けることで風景の三次元的な広がりを獲得し、庭の近景と周囲の遠景を住宅に引き込む方法で自然に開かれた建築を構成していくことができた。
④審査の過程で、回ってきた建築家の方からいただいた意見のなかから検討段階ではでなかった良し悪しを見つけることができた。総評のなかでもあったように、構想してきた考えを模型などの立体として表現した際に、他者からみて自分では気づくことができない面白みを発見していくことができるということが今後の学習でも生かしていくことができると感じた。また、建築家や造園家といった様々な視点からの考察を受けることができたことも貴重だった。
⑤「新たな視点からのアプローチに挑戦したコンペ」でした。
~次世代への暮らし方をデザインする、住みつなぐ新築住宅の提案~
協賛工務店